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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第21局 >
先手 ▲ 深浦康市  八段   対   後手 △ 渡辺明  竜王

波乱は起きず

2007年05月01日

 図は先手が7一の角を8二に成ったところ。感想戦では素通りしたが、後日、解説の加藤九段がここで△7四馬と引きつける勝負手を発見した。

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▲8二角成まで 棋譜

108〜139手

  1. △3一玉6
  2. ▲9二馬
  3. △同 馬1
  4. ▲5一飛1
  5. △4一歩
  6. ▲5七飛成2
  7. △6五桂
  8. ▲5四竜1
  9. △6二角3
  10. ▲8五飛2
  11. △5七桂成
  12. ▲5三歩
  13. △4七馬
  14. ▲7八金
  15. △5三角
  16. ▲8二飛成2
  17. △5二歩
  18. ▲4三銀打1
  19. △4四角
  20. ▲3二銀成1
  21. △同 玉1
  22. ▲4四竜
  23. △2二玉
  24. ▲4二竜7
  25. △同 歩
  26. ▲3二金
  27. △同 玉
  28. ▲5二竜
  29. △3一銀
  30. ▲4三角1
  31. △2二玉
  32. ▲3二金

まで、
深浦八段の勝ち

終了図・△3二金まで

棋譜

 △7四馬に▲同飛は△8二飛。△7四馬に▲9二馬も△8四馬でかなり難しい。先手勝勢どころか逆転の目まであったという。対局者に電話で確認すると――。

 「そうか、▲8二角成は▲8一飛成でなくてはいけなかった。危なかったですね」と深浦。

 対する渡辺は「△7四馬? 当然の一手。なんで気づかなかったのか」。

 本譜は▲5一飛△4一歩に▲5七飛成とと金を取ったのが手堅い手で、今度こそ本当に先手の安全勝ちになった。

 一瞬のピンチはあったが、全体を通して見れば深浦の会心譜。勝った深浦はこれでベスト8に進出、次は関西の谷川浩司九段と戦う。

(青)

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