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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第22局 >
先手 ▲ 佐藤秀司  六段   対   後手 △ 久保利明  八段

久保受けきる

2007年05月08日

 長い中盤戦が終わってこれから終盤戦という場面だが、先手は戦力が少し足りない。例えば▲6三銀と打ち込んでも△2五飛▲6二銀成△同金▲6三金△同金▲同歩成△同馬で余されてしまう。以下、▲6四銀なら△同馬▲同桂△2九飛成だ。

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△6二金引まで 棋譜

131〜154手

  1. ▲7七桂
  2. △2五飛3
  3. ▲6五桂
  4. △3五馬4
  5. ▲2六歩2
  6. △2三飛
  7. ▲6三銀
  8. △7一香9
  9. ▲5四銀成5
  10. △8一桂5
  11. ▲5三歩8
  12. △8六歩3
  13. ▲同 歩
  14. △6九飛
  15. ▲7九歩1
  16. △2四飛4
  17. ▲6三成銀
  18. △同金直5
  19. ▲同歩成
  20. △同 金
  21. ▲6八金打
  22. △2九飛成1
  23. ▲5二歩成
  24. △7五桂

まで、
久保八段の勝ち

終了図・△7五桂まで

棋譜

 佐藤は▲7七桂から▲6五桂と、盤上の駒を活用した。自玉が薄くなるので痛しかゆしのところもあるが、攻め駒を増やすにはこれしかない。

 △3五馬に▲2六歩はつらい手。この手で▲7三歩△7一金▲7二銀と攻めても、やはり△2九飛成がやってくる。後手に銀が入ると▲玉は△8九飛▲7七玉△8六銀の筋で詰むので、この変化も久保の勝ちだ。

 冷静に△2三飛と引かれて佐藤は困った。1歩あれば▲7三歩で勝負になるが、歩切れではどうしようもない。久保は以下もていねいに受けて、佐藤の攻めを切らせてしまった。投了3手前の▲6八金打で、▲5九金と打てば飛車は取れるが、これも△8七歩▲同玉△6七飛成▲同金△7九馬で先手負けだ。

(遊)

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