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< 第25回朝日オープン将棋選手権予選第2局 >
  先手 ▲加藤幸男 アマ     対   後手 △遠山雄亮 四段
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1〜20手

▲7六歩
△3四歩
▲2六歩
△5四歩
▲2五歩
△5二飛=図
▲2二角成
△同 銀
▲9六歩1
△9四歩3
▲7八銀1
△7二金
▲6六歩7
△5五歩2
▲6七銀1
△6二銀
▲6八玉6
△3三銀1
▲7八金2
△6四歩1

△5二飛まで

棋譜

指了図・△6四歩1

棋譜

エース登場

 アマ、プロ10人ずつの対戦で、アマチームのエースをあげれば加藤幸男さんだろう。学生将棋では立命館大学の黄金時代のエースとして大活躍し、社会人3年目の今年は、朝日アマ名人である。

 相手は遠山雄亮新四段で、ともに研究十分、さっそく序盤戦に目を移していただく。

 流行のゴキゲン中飛車に対し加藤さんは角交換に出たが、▲9六歩は佐藤康光棋聖創案の新手。この手で左美濃を目指す▲7八銀だと△6二玉▲4八銀に△5五歩と突かれ、▲6五角△3二金▲8三角成に△8八角がある。その場合に9筋の歩の突き合いがあれば、▲9七香で先手よし。

 この型では△5六歩▲同歩△同飛の歩交換を許したくない、という最新の研究を踏まえた駆け引き。解説の小野修一八段に聞くと、後手の△7二金は奨励会の竹林俊太郎二段がよく指すので竹林流と呼ばれる。この結果加藤さんは、左美濃の堅陣に組めなくなったわけである。 (東公平) [次の譜へ]

2006年08月15日


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