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< 第25回朝日オープン将棋選手権 準決勝第2局 >
先手 ▲ 鈴木大介  八段   対   後手 △ 堀口一史座  七段

勘と読み

2007年07月02日

 挑戦権まであと2勝。ともに本戦から出場し、鈴木八段は安用寺孝功五段、三浦弘行八段、山崎隆之七段に勝ち、堀口七段は小野修一八段、佐藤康光二冠、木村一基八段を破って本局に臨んだ。

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▲3六歩まで 棋譜

1〜29手

  1. ▲7六歩
  2. △3四歩3
  3. ▲1六歩
  4. △4二玉13
  5. ▲6六歩6
  6. △8四歩
  7. ▲6八銀4
  8. △5二金右
  9. ▲6七銀
  10. △6二銀
  11. ▲7七角
  12. △3二玉
  13. ▲3六歩6=図
  14. △4四歩7
  15. ▲7八飛1
  16. △5四歩
  17. ▲4八玉
  18. △3三角
  19. ▲3八銀
  20. △8五歩4
  21. ▲5八金左1
  22. △5三銀
  23. ▲3九玉
  24. △2二玉
  25. ▲7五歩4
  26. △9四歩1
  27. ▲5九角
  28. △8四飛
  29. ▲5六銀

指了図・▲5六銀まで

棋譜

 2月27日、東京・将棋会館での対局。記録係田嶋尉三段の振り駒で鈴木が先手番に決まった。

 解説の森下卓九段によると、鈴木は勝負勘の鋭さではプロ棋士でも最右翼。豊富な実戦で鍛えられた勘は、時間が少なくなる終盤で絶大な力を発揮する。一方の堀口は深い読みを武器に構想力で勝負するタイプ。「勘と読み」の対決も見どころの一つだ。

 堀口の4手目△4二玉は、先手の振り飛車を見越した手。相居飛車では損とされている。

 鈴木は▲1六歩や▲3六歩で後手の動きを打診し、角筋が止まったところでようやく「先手三間飛車」を明示した。石田流本組を目指し▲5六銀(指了図)と上がる。

(佐々木賢介)

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