永瀬拓矢五段が第43期新人王戦と第2期加古川青流戦で相次いで決勝三番勝負に進出した。前者の三番勝負第1局は10月11日で藤森哲也四段と、後者の第1局は同27日で伊藤真吾四段と対戦する。
永瀬は今期21勝6敗(勝率7割7分8厘)と好調で、対局数、勝ち数、連勝数いずれも全棋士中2位につけている。
返り咲きを狙った羽生善治十九世名人を森内俊之十八世名人が破ったシリーズを観戦記で振り返る。決着後の両者へのインタビューも収録。
七冠制覇を成し遂げた羽生が「将棋世界」誌上で連載した矢倉の壮大な研究。当時20代の羽生が将棋の真理に挑んだ渾身作。