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2012年10月15日
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小原篤のアニマゲ丼

「アニマゲ丼」紙面化計画

小原篤

写真:「asahi+C」に載ったアニマゲ丼。上が0号、下が創刊号です拡大「asahi+C」に載ったアニマゲ丼。上が0号、下が創刊号です

写真:こちらは「asahi+C」フロントページ。左が0号、右が創刊号です拡大こちらは「asahi+C」フロントページ。左が0号、右が創刊号です

 今回は宣伝です。「アニマゲ丼」が朝日新聞紙上に進出します。このコラムを始めて来月で丸5年になりますが、予想外の展開です。

 弊社では10月から、愛知・三重・岐阜の東海3県で土曜の夕刊をやめたのですが、その代わり14日から、日曜朝刊で隔週の別刷り特集(beやGLOBEのお仲間です)「asahi+C(朝日プラス・シー)」を始めました。キャッチフレーズは「東海を元気にするマガジン型新聞」。くっついてる「C」とは、社告によると「日本の真ん中(セントラル・ジャパン)」「挑戦(チャレンジ)」「革新(チェンジ)」「好奇心(キュリオシティー)」などの意味なのだそうで、実は私もちょこっと参加した編集会議であれこれ知恵を絞った末にヒネリ出したものですが、たぶん号を重ねていくとみんなCが何なのか気にとめなくなるんじゃあないでしょうか(同僚の皆さんスミマセン)。いやだって、本欄「アニマゲ丼」の名の由来にしても、もう誰も気にしてないでしょ?

 さて、もちろん命名だけしたって新しい紙面が出来るワケもなく、中身はどーする?という議論の中で降ってわいたのが「アニマゲ丼を使おう」。もちろん、私の提案ではありません。アニマゲ丼の愛読者だというKデスクとM上司から持ちかけられた時は「えっ?!(意:できっこないでしょ)」という反応でした。

 連載当初は「アニメや映画について思い浮かんだこと、取材のこぼれ話、身辺雑記など、雑多な素材を気ままに盛りつけるコラム」として始めましたが、5年の間「どうせなら紙面じゃ書けないようなことを」と悪ノリを重ねた果てに、今じゃヤクザな内容に。放し飼いにしてた猫が家に寄りつかなくなりノラと化したような、火事好きの息子が全身に彫りものをした火消しになって帰ってきたような。

 私「でも、あんな中身ですよ」

 M上司「大いに結構です」

 私「あのまんまで載せられるもんならどうぞご随意に、ってところですけど…」

 M上司「望むところです」

 Kデスク「せっかく名古屋に小原さんがいるんだから、資源の有効活用ってことですよ。プラス・シーが目指すのは、表現も題材も従来の紙面になかったもの。そこへいくとアニマゲ丼はすごく奔放に書かれていて、『紙面にするにはどうか?』っていうのも時々あるし、若い読者の獲得を狙っているので、題材もちょうどいい」

 私「アラフォーの地が出てヤマトとかガンダムとか古い話になったりしますよ」

 Kデスク「自分たちの知らない世界に触れるのもいいんじゃないですかね。アニマゲ丼の(朝日新聞)デジタルでの勢いは殺したくない。小原さんにはもっと挑発的な部分を出してほしいと期待してます」

 まあ紙でもデジタルでも、同じ「朝日新聞」の看板しょってこんなことをやってるわけで、分をわきまえおとなしく、というよりは後先考えずやっちまえーという方がアニマゲ丼らしいし、川上監督に乞われ入団する番場蛮のつもりで(←アラフォーの地)お引き受けすることに。要するに今まで通りやってりゃいいのね、などとひとごとのように考えていたら、何のことはない、どの回を紙面に採用するか自分で選んで、しかも紙面に収めるには文章を半分くらいに短く縮めなきゃなりません。とほほ。

 というわけで、夕刊読者に配るサンプル版(0号)は「俺は009 永遠の18歳さ」を採用、創刊号には「『けいおん!』愛される理由」を使いました。「サイボーグ番長あばれ旅」とか「類型的な『アニメ美少女』のくさみ」がどうとか、こんな文句が何十万部も刷られて和やかな日曜の朝の家庭に届くとは、なんだか妙な気分です。

 創刊号はこのアニマゲ丼のほか、大須観音とゴスロリ服店と韓流ショップが同居する大須商店街探訪や、SKE48のお笑い芸人体験などがありまして、本欄でもご紹介した大須演芸場・足立秀夫席亭もデカい腹を突き出した写真で登場。アニマゲ丼の下の方には名古屋の「おかまのカリスマ」かつみママの人生相談なんていうのもございます。お悩み相談絶賛募集中です。東海3県以外の方でご購入(朝刊本紙込み)したい方は名古屋本社(代表052・231・8131)の販売窓口にお願いしてください。

 さて宣伝はオシマイ。しかし今回の内容、紙面に使えるのかな? ダラダラ長くなっちゃったけど、どうやって削りゃいいの? ま、いいや。何日か後の未来のボクが何とかしてくれるよね、ドラえもん?

プロフィール

写真

小原 篤(おはら・あつし)

1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。99〜03年、東京本社版夕刊で毎月1回、アニメ・マンガ・ゲームのページ「アニマゲDON」を担当。2012年4月から名古屋報道センター文化グループ担当部長。※ツイッターでもつぶやいています。

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