7月2日、ドイツの老舗玩具メーカー、シュタイフ、中国でのテディベア製造から撤退へ。写真は香港で2005年撮影した同社のテディベア(2008年 ロイター/Paul Yeung)
[ベルリン 2日 ロイター] テディベアと呼ばれるクマのぬいぐるみを100年以上にわたって製造しているドイツの老舗玩具メーカー、シュタイフ社は2日、品質の維持が困難になったとしてこれまで中国で展開していた製造拠点をドイツに戻すことを計画していると発表した。
マネージングディレクターのMartin Frechen氏は独Stuttgarter Zeitung紙に対し「ガラス製の目が1ミリずれただけで、愛らしいテディベアの表情は間が抜けたものに変わってしまう」とコメント。
さらに同氏は独ZDFテレビでも「特にここ最近は常に新しいスタッフにトレーニングをしてきた」とし、4年間の中国での製造期間中、スタッフの入れ替えが激しいためにに品質維持が難しいことが分かったと述べている。
世界中の玩具メーカーの多くが労働コストの安さから製造拠点を中国に移しているが、Frechen氏は、当初は経済的に有効だったが、輸送面で考えた場合、ドイツへの出荷に3カ月を要するなど、結果的に割高になったと説明した。