7月2日、パリス・ヒルトンが南アフリカで大麻所持の疑いで一時拘束され、その後釈放に。ロサンゼルスで6月撮影(2010年 ロイター/Jason Redmond)
[ポートエリザベス(南アフリカ) 2日 ロイター] 米タレントのパリス・ヒルトンさん(29)が2日、南アフリカのポートエリザベスでサッカーのワールドカップ(W杯)観戦後に、大麻所持の疑いで地元警察に一時身柄を拘束されていたことが分かった。
地元警察は、ヒルトンさんと友人のモデル、ジェニファー・ロベロさんが、準々決勝のブラジル対オランダ戦の観戦中に大麻を吸ったとして、試合後に2人を拘束。事情聴取の結果、ヒルトンさんは嫌疑なしで釈放された。
検察官は現地の裁判所で開かれた公判で、ヒルトンさんとロベロさんは一緒に行動していたが、大麻はロベロさんの所持品だとし、ヒルトンさんについては立件しないと述べた。一方、ロベロさんは大麻吸引で有罪となり、罰金1000ランド(約1万1000円)または30日間の禁固刑が言い渡された。
ヒルトンさんの広報担当者は声明で、ヒルトンさんが事情聴取を受けたことを認めた上で、今回の事件は「まったくの誤解」だと強調した。