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[ニューヨーク 2日 ロイター] ノルウェーの画家、エドバルト・ムンクの代表作「叫び」が2日、米ニューヨークで競売大手サザビーズのオークションに掛けられ、史上最高の約1億2000万ドル(約96億2000万円)で落札された。
約5000万ドルからスタートしたオークションは、15分間にわたって続いた。最終的には、電話での参加者が1億1992万2500ドルで落札し、会場には大きな拍手と歓声が響いた。なお、落札者の詳細は明らかにされていない。
「叫び」は全部で4点あり、今回落札されたのはノルウェー人実業家が所有していた1点。残りの3点はノルウェーの美術館が所蔵している。
これまでの最高額は、2年前に競売大手クリスティーズで落札されたパブロ・ピカソ作の「ヌード、観葉植物と胸像」で、約1億0648万ドルだった。