最新作「東京!」について語るポン・ジュノ監督
ポン・ジュノ監督が2日、韓国・日本・フランス合作によるオムニバス映画「東京!」を日本に紹介する記者会見を開いた。
「東京!」は、フランスのミッシェル・ゴンドリー、レオ・カラックス監督とポン・ジュノ監督がそれぞれ1話ずつのエピソードを担当して演出した3本のオムニバス映画で、ポン・ジュノ監督は「引きこもり」を素材にしたエピソード「搖れる東京」を演出した。
この日の記者会見に主演俳優の蒼井優、香川照之などとともに参加したポン・ジュノ監督は『関心はあるものの声を掛けることができなかった女子大生が初めて声を掛けてきたような気持ち』だとして『東京の人たちの孤独を表現したかった』と映画を紹介した。
彼は『電車の中の風景や一人で食堂に入る人々の姿など、東京だけが持つ孤独と悲哀、明らかに寂しいのにそうではないふりをする人々に興味を持った』として『これをやや極端に表現するため引きこもりを主人公にした』と述べた。
日本での撮影過程について『2カ月の間家族同様に生活して100%現地スタッフという撮影環境を満喫した』として『日本人の中で孤独に作品を撮ろうと思ったのですが、孤独を感じることができなかった』と述べた。
主演をした蒼井優については『これまで出演した作品をほとんど見て出演を依頼した』として『たくさんの監督から嫉妬されました。蒼井さんは韓国でも人気が高く、録音作業のために韓国へ来る時には会わせてくれという依頼が多かったのです。面倒なので日程をごまかして断りました』と述べた。
蒼井優は『大好きなポン・ジュノ監督と一緒に仕事をするということなので、スタッフともどもすべてを賭けるという覚悟で撮影に臨みました』として『映画についての情熱を強く感じることができた撮影現場でした』と打ち明けた。