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京大紹介の漫画完成 絵は京都精華大生

2008年10月1日

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写真完成した京都大紹介の漫画冊子を披露する尾池和夫前総長(左)と京都精華大の島本浣学長=京都市左京区の京都大

 京都大(京都市左京区)を紹介する漫画冊子「MANGA Kyoto University」が完成し、同大学で披露された。約1万部を全国の中学校、高校などに送る。「敷居が高い」とされる京大を身近に感じてもらうのが狙い。ストーリーは京大生らが考え、京都精華大(同区)で漫画を専攻する学生らが絵を担当した。

 京大の尾池和夫総長(当時)が「大学の研究を多くの人に理解してもらいたい」と発案。精華大の島本浣(かん)学長が協力要請に応じた。両大学の25人の学生や大学院生らが6チームに分かれ、教員らに取材するなどして約2年がかりで完成させた。

 実在の名物教員らが登場し、総合博物館や万能細胞などの研究内容をわかりやすく説明する。霊長類研究所の章では、最初はチンパンジーに相手にされなかった大学院生が、松沢哲郎所長の指導によって次第に意思疎通できるようになる過程を描いた。参加した精華大4年の宮坂美緒さんは「いかに分かりやすく、正確に伝えるか苦労した」と振り返った。

 漫画家で精華大マンガ学部長の竹宮惠子さんが、冊子制作のいきさつを漫画で紹介したページも。尾池前総長は「予備校などへの配布も考えたい」と話した。両大学は今後も大学広報などに関して連携協力する基本協定も締結した。

 冊子は208ページでA5判。一般への配布はしない。(小林正典)

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