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ブルーレイ化「AKIRA」 高周波音を「浴びる」陶酔感

2009年2月13日

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写真ブルーレイ版「AKIRA」ジャケットと封入ブックレット

 先鋭的な映像で世界に衝撃を与えたSFアニメ映画「AKIRA」(88年)が、ブルーレイ・ディスク化される。高精細映像に加え、注目は芸能山城組が担当した音楽。「高周波音が脳の一部を活性化し、高揚感・陶酔感をもたらす」という大橋力・国際科学振興財団理事(作曲者・山城祥二)の理論を採り入れ、耳に聞こえないほど高い音を含む音楽が、ほぼ原音のまま収録されている。

 原作・監督は大友克洋。第3次世界大戦から31年後のネオ東京を舞台に、超能力に目覚めた少年が、地下深くに眠る「アキラ」の封印を解こうとし、首都は再び破局の危機を迎える。

 山城組の音楽は、ブルーレイの大容量を生かし、人間の可聴域の上限20キロヘルツを超える96キロヘルツまで収録。映画館でもCDやDVDでもカットされていた高周波音を「浴びる」ことができる。

 「超高域を強調すると音楽の味わいが玄妙になるのはアナログレコード制作時の山城の実感。大橋がそれを科学者として研究した」。実験で高周波音を多く含む音楽を聴かせた人の脳の血流や脳波を調べ、脳幹や視床下部などの活性化を確認し「ハイパーソニック・エフェクト」と命名した。

 ただし、高性能アンプや超高域が出るスピーカーが必要だ。今後、再生可能な機器を大橋事務所で検証した上、ホームページ(http://www.yamashirogumi.gr.jp)で公開するという。

 ブルーレイ「AKIRA」はバンダイビジュアルから20日発売、8190円(税込み)。(小原篤)

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