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「らき☆すた」作者の家、主人公の部屋に再現 埼玉

2009年3月28日

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写真オープンに向け、ファンも部屋の準備に加わる=埼玉県幸手市北3丁目

 人気アニメの作者の生家を使った観光施設が28日、埼玉県幸手市に開館する。市商工会が、無料で借り受けた家に手作りで主人公の部屋を再現し、町の新たなシンボルにして、全国からの熱心なファンを商店街に呼び込もうと企画した。

 このアニメは「らき☆すた」。同市出身の美水(よしみず)かがみさん(31)が4コマ漫画としてゲーム誌に連載し、単行本6巻で300万部を超えるヒット作に。アニメの主人公も同市出身とされ、舞台のモデルのひとつ、鷲宮町の鷲宮神社に参拝者が押し寄せ、話題になっていた。

 美水さんは市内の3階建ての家で生まれ育った。昨年5月、一家の引っ越しを機に、市商工会が家を借り受けた。

 主人公の家という設定で、女子高生ら3人の部屋を原作に忠実に再現。美水さんの仕事部屋は、セーラー服や教科書などを運び込んで主人公の部屋に変えた。イラスト原画や直筆メモを飾るギャラリーや、ファン同士の交流スペースも設ける予定だ。

 20代から30代半ばの男性ファン8人も制作に加わる。昨年12月から月2回程度、ファンの目線での施設運営について議論してきた。「入場券は記念。きれいなまま保管したいので破らないで」「ファンは全国から集まる。入場券が朝しか買えないのはつらい」などの声を、入場券の扱いや販売方法に反映させた。

 市商工会は1日あたり120人の来場者を見込んでおり、入場券を商店街で販売することで住宅街の中の家と商店街を結ぶ狙い。リピーターに商店街の情報を発信してもらうことも期待している。

 市商工会の担当者(33)は「これまで幸手市には作品のシンボルがなかった。鷲宮との相乗効果で、多くのファンに集まってもらいたい」。ファンの1人、横浜市の会社員和田修一さん(29)も「作品と作者の家が融合した施設とは意外な企画で、完成が楽しみ」と話している。

 オープンは午前11時で、開館は土・日・月曜と祝日、長期休暇中。混雑緩和のため、時間制の入場券を販売。半年の予定だが好評なら延長の可能性も。問い合わせは市商工会(0480・43・3830)へ。(小林祝子)

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