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漂流教室、初の舞台化 9月、吉本の劇場で

2009年8月24日

写真漂流教室に出演する庄司智春(右)と小野真弓=鈴木好之撮影

 荒れ果てた未来にタイムスリップした小学生たちを描くマンガ「漂流教室」が、吉本興業グループの劇場で初めて舞台化される。主演はお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春。特異な空間の「狂気」を、怖さとともに笑えるようにも作ったという。

 笑えるといっても、個人のギャグを駆使する吉本新喜劇とは質が違う。アドリブに頼らない作り込んだ会話劇だ。「舞台でがっちり芝居をするのは初めて」と庄司は言う。庄司のほかは、小野真弓ら非お笑い芸人が出演する。

 登場人物は原作と変えて定時制高校の生徒たちにした。庄司は「原作では、自分が演じる高松翔は随所で『お母さん』と口にする。極限状態で絞り出されるセリフとしては好きだが、舞台では『お母さん』は出てこないので仲間の誰かの名を叫ぶ」。大人であればこその信頼関係も描かれるようだ。

 「会話が面白い。楽しい雰囲気があるから、よけいに怖さを感じるのでは」と小野。原作の楳図かずおさんは「映像だとCGが使えるが、舞台は『何もない』ところがミソ。どれだけ創造性を広げられるかが楽しみ」と期待している。

 公演は9月12〜20日、東京・品川のよしもとプリンスシアターで。5千円。電話0570・036・912(チケットよしもとインフォメーション)。(岩本哲生)

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