現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 映画・音楽・芸能
  4. 映画
  5. 記事

夢の共演映画「ドラゴン・キングダム」 ジャッキー・チェン語る

2008年8月1日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真門間新弥撮影

 まさに夢の映画といえようか。ジャッキー・チェンとジェット・リー、香港アクション界の2大スターが初共演を果たした「ドラゴン・キングダム」が公開中だ。「アクションだけに専念できた実に楽しい撮影だった」とジャッキーはふり返る。

 かつて互いに自らの監督作品への出演を願ったこともある2人。「でも、どちらかが余分な役割を担って撮影に臨むのは、互いに遠慮ができるから難しかった。そこにハリウッドから2人を均等に扱ったシナリオがきた。絶好のチャンスだったね」

 カンフーマニアの青年が、いじめっ子に襲われて気を失い、古代の帝国「キングダム」に迷いこむ。彼が偶然手にした「如意棒」は、世界の勢力図を変えてしまう「呪い」を解く鍵だった。忍び寄る巨悪に青年を立ち向かわせるべく、指南役となるのが酔拳使いのジャッキーと武闘僧侶のジェットというわけだ。加えて2人は特殊メーク姿でもう一役ずつ演じている。

 アクション監督はカンフー映画界の大立者ユエン・ウーピン。安心して演技に専念できる環境が整ったためか物語前半のハイライトとなる2人の対決は、見る者に陶酔感を与える美技の応酬だ。

 「とにかく動いていて気持ちがよかった。互いに全力を出しても大丈夫という相手はそうそういないから、監督がカットと言った後も、そのままやり続けたときもあった」

 さらにジャッキーを喜ばせたのは「西遊記」をはじめとする中国の伝奇小説へのオマージュ。「米国で忍者はみんな知っているけど、孫悟空なんてだれも知らない。中国で作っても伝わらない文化が、米国発なら伝わることは多い。この映画が紅楼夢や水滸伝を題材にした作品へのきっかけになればうれしいね」

 そういうジャッキーは今、北京五輪の親善大使として、国内外を飛び回る日々だ。

 「今年の中国はろくでもないことばかりだった。チベット問題しかり四川大地震しかり。でも地震で唯一救いだったのは中国人の心が国内外で一つになったこと。悪いことばかりは続かない。きっと五輪は成功すると信じている」(野波健祐)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内