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「東京オンリーピック」開幕 架空スポーツの祭典

2008年8月7日

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 北京五輪が開幕する8日、日本では映画「東京オンリーピック」が「開幕」する。12種目の架空スポーツの祭典を実況中継するという短編映像集だ。

 総監督は真島理一郎。2人の選手が1組のスキー板を使ってジャンプする架空競技の実況映像「スキージャンプ・ペア」(02年)の大ヒットを受け、「他の競技も見てみたい」との思いから生まれた。

 「でも、何をやっても二番せんじになりそうで。ならば自分にないセンスを持った人を集めて、スケール感あふれる祭典にしてはどうかと思った」

 カンヌ広告祭など国内外で高い評価を受ける中尾浩之や映画「SF サムライ・フィクション」の中野裕之ら多彩な監督が集結。実写、手描きアニメ、CGと手法もまちまちに、10分程度の作品を持ち寄った。

 飛び交うピンポン球をすりぬけ、卓球台に情趣あふれる日本庭園を造る「和卓球」(監督・AC部)、土俵の上で「サムライ」と叫ぶ際の発声や美しさを競う「サムライコール」(同・古屋雄作)など、トンデモ競技が次々と実況されていく。

 真島監督は開・閉会式の映像に加え、「男子親離れ」を担当。ハンマー投げで、投てき後に選手が発する叫び声が発想の元だった。

 「男が人目もはばからず叫ぶ姿が気になって。では、何か別の言葉を叫ばせてみたらどうかと。昔から、人が普段気にしないところに面白さを感じる傾向がありまして」

 で、生まれた競技はとんでもないことに。選手は母親との思い出をかみしめつつ、親離れのため母親を遠投、最後に「お母さん」と叫ぶ。競うのは当然、投げた距離だ。

 「ショートフィルムの世界にあふれる才能を少しでも広く紹介できれば」と真島監督は話す。上映は24日まで東京・新宿バルト9で。9月26日には海外からの3競技を加えたDVDも発売される。(野波健祐)

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