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ブロードウェイ ブロードウェイ 25日から公開

2008年10月17日

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 16年ぶりに再演された伝説的ミュージカルのオーディションに密着した「ブロードウェイ ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」が25日から公開される。日本人で唯一、キャストに選ばれた高良結香(たから・ゆか)は「汚い、悲しい、うれしい、いろんな表情が隠されずに撮られている」と語る。

 「コーラスライン」は、スターを夢見る若きダンサーたちの青春群像劇。75年の初演以降、15年のロングラン記録を持ち、米演劇界のトニー賞では9部門を制覇した。すでにブロードウェーでデビューしていた高良にとっても「ぜひやりたかった作品」。

 05年、オリジナル公演版をビデオで見たときの衝撃が残っていた。「ダンサーの裏話をきれいにまとめるのではなく、人間らしいなぁと。一人一人のストーリーが伝わり、感情がつながっていく」

 06年に始まる再演に向けたオーディションは8カ月にわたり、3千人から19人に絞る。新人は建物の外で列を作って順番を待つ。「映像を見ると、自分も通ってきた道だから痛みが分かる」。自身もプロになる前、雨の中を並び、結局受けられずに泣いて帰ったこともあったという。

 ダンス、歌、セリフ読みなどが続く長丁場のオーディション。高い評価で通過してきた役者が実力を発揮できず、落とされることも。動揺する俳優の姿もカメラは追う。「過去や未来は関係ない。この部屋で今、16小節、自分の心を揺らす演技ができるかどうか。毎回試されます」

 演じたのは、ニューヨークのチャイナタウン出身のコニー。バレリーナにあこがれるが、小柄なせいで子役しか来ない。台本を読むと、「自分じゃないのと思うぐらい似ていた」。背が低く、アジア系、自分を信じるしかない世界……。大切にしているセリフがある。「『自分は自分だからしょうがないじゃん』というのがステキだな、と思うんです」

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