【ニューヨーク=真鍋弘樹】横田めぐみさん拉致事件を題材にしたドキュメンタリー映画「めぐみ―引き裂かれた家族の30年」が12日、優れた放送ジャーナリズムに贈られる米国のデュポン賞に選ばれた。ニューヨークのコロンビア大学で22日に授賞式が行われる。
映画は、北朝鮮によって拉致された娘のめぐみさんを取り戻そうとする両親の横田滋さん、早紀江さんの苦闘の日々をたどるドキュメンタリー。「アブダクション(拉致) ザ・メグミ・ヨコタ・ストーリー」の原題で各国で上映され、米国では昨年6月にテレビ放映された。監督は、クリス・シェリダンとパティ・キム夫妻。
デュポン賞は、主に活字ジャーナリズムに贈られるピュリツァー賞と並び、米国の優れた放送作品に贈られる。今回は08年6月までの1年間に米国で放映された作品が対象で、13作品が受賞した。
シェリダン監督は「受賞はすばらしい栄誉であり、米国人が本当に横田さん家族を心配していることの表れだ」とのコメントを発表した。