今年27回忌を迎える寺山修司。その映画作家としての足跡をたどる「寺山修司◎映像詩展2009」が25日から5月8日まで東京・渋谷のユーロスペースで開催される。
上映作品は24本。「書を捨てよ町へ出よう」「草迷宮」など、寺山が監督した長編や実験映画を網羅する。主宰した劇団・天井桟敷の最終公演を収録した「レミング―壁抜け男」や、死の前年の82年に詩人の谷川俊太郎と交わした「ビデオ・レター」、寺山の短歌や詩を映像化した「あゝ、荒野」なども上映する。
天井桟敷のポスター展も、25日から5月17日まで渋谷のポスターハリスギャラリーで。
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電話03・5456・9160(ポスターハリス・カンパニー)。