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ポニョ・おくりびと効果 東宝の売上高最高、松竹も黒字

2009年4月24日

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 映画大手2社が24日に発表した09年2月期連結決算は、ともに大ヒットした邦画が下支えとなった。「崖(がけ)の上のポニョ」が人気を集めた東宝は増収増益の好決算となった。

 東宝の売上高は前期比4.1%増の2134億円で過去最高。営業利益も16.5%増の232億円。純利益は株安による有価証券の評価損が膨らみ、68.5%減の22億円だった。ただ、9月に公開予定の映画に主演するSMAPの草なぎ(なぎは弓へんに剪)剛さんが逮捕され、作品の公開は不透明になった。10年2月期の業績について、浦井敏之取締役は「今は判断材料がない」と説明した。

 松竹は売上高が1.5%増の949億円、営業利益は17.1%減の15億円。洋画の不振が響いたが、米アカデミー賞を受賞した「おくりびと」が支えた。純損益は3億円の赤字から1億円の黒字に転換した。「おくりびと」の興行は引き続き好調で、10年2月期の営業利益は、52.4%の営業増益を見込む。

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