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ジュード・ロウ版ワトソンはタフガイ 「シャーロック・ホームズ」

2010年3月13日

写真:「続編の話が来たら、またワトソンをやりたい」と話すジュード・ロウ=東京都内拡大「続編の話が来たら、またワトソンをやりたい」と話すジュード・ロウ=東京都内

写真:「シャーロック・ホームズ」から拡大「シャーロック・ホームズ」から

 19世紀の名探偵が21世紀のスクリーンに復活する。ロバート・ダウニーJr.主演の「シャーロック・ホームズ」が12日、公開された。無頼なダウニー版ホームズに対し、ダンディーなジュード・ロウが演じるワトソンは、頼れるタフガイ。「このコンビは、2人で1人のヒーローなんだ」とロウは語る。

 19世紀末ロンドン。ホームズとワトソンによって捕らえられた連続殺人鬼ブラックウッド卿が、処刑後に墓から復活する。事件の謎を追う2人は、大英帝国の中枢を狙う秘密教団の陰謀を探り当てる。

 ロウ演じるワトソンは、引き立て役の平凡な常識人ではない。危険を顧みずにホームズを救い、カンに障れば鉄拳を見舞う。「原作を読めば分かるが、彼はアフガニスタンの戦地から帰ってきたタフなファイターで、医師でもあるから血を恐れない。肉体も頭脳もホームズ相手にスパーリングできる男だ」

 ワトソンは三つぞろいを着こなし沈着冷静。ホームズは無精ひげで服を着崩し、直感で行動する。「ロバートは、ホームズの天才ゆえの傷つきやすさやさびしさを全身で表現している。そこが何とも魅力的で、俳優として刺激を受ける」と語る。

 ガイ・リッチー監督が、キレのあるアクションとオカルト描写を盛り、ホームズとワトソンのやりとりからは皮肉の利いたユーモアを引き出した。「ワトソンは、ホームズという“悪女”にほれた男みたいなもの。イライラさせられトラブルに巻き込まれると分かっているのに、彼を放っておけないんだ」

 ワトソンの婚約が面白くないホームズは、結婚準備の邪魔をする。ホームズとワトソンの間にはセクシーな女賊アイリーン・アドラーが割り込む。「二つの三角関係がダイナミックなドラマを生む。でも2人の男のきずなは強いから、女性が入り込むのは難しいだろうね」(小原篤)

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