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春名慶プロデューサー、「てぃだかんかん」で再始動

2010年3月27日

写真:春名慶拡大春名慶

 「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる春名慶プロデューサーが、約2年半ぶりに邦画製作に乗り出した。博報堂DYメディアパートナーズから子会社ショウゲートに移って初のプロデュース作品になる。

 第1弾は、岡村隆史主演の「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」。沖縄でサンゴ礁再生に尽力する男性の実話を李闘士男監督が映像化する。4月24日公開予定だ。

 「僕の映画はずっと小説を原作にしてきたが、今回は実話を基にしました。ハリウッドでもよくあるでしょう。映画のすそ野を広げたいんです。ヒットの公式は特に持っていません。公式を語れても映画は作れない。いろいろ作って鉱脈を見つけたら、そこを掘っていきたい」

 近年の邦画の好調は、テレビ局が主導する少数の企画に支えられてのもの。中規模以下の作品は苦戦を強いられている。「パッチギ!」「フラガール」などを作ったシネカノンが民事再生手続きに入ったことは記憶に新しい。強い逆風の下での本格参入だが、春名プロデューサーは自信を見せる。

 「大量宣伝してタイトルの認知度を上げる現在の売り方は、目が肥えた観客にはもう見透かされつつある。今後は意欲度を上げる宣伝をしないといけない。認知度は最大限上げても100%までだが、意欲度は無限ですからね」(石飛徳樹)

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