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人類滅亡後の未来、人形に希望託す 米CGアニメ「9」

2010年5月3日

写真:シェーン・アッカー監督=東京都内拡大シェーン・アッカー監督=東京都内

 米のCGアニメ「9(ナイン) 9番目の奇妙な人形」が5月8日から公開される。人類滅亡後の未来をさまよう人形たちを描いたダークファンタジー。「クリエーティブな魂があれば、がれきの上にだって未来を築ける。そんな希望を人形たちに託した」とシェーン・アッカー監督は話す。

 研究室で目覚めた主人公「9」は廃虚の街で、親切な発明家「2」や、怖がりの技師「5」ら、仲間の人形たちと出会う。自分たちをつけ狙う不気味な怪物メカに対し、9は戦いを挑む。

 人形の外見がユニークだ。目はレンズ、体は麻袋でファスナーつき。「機械だけど、麻袋の内には熱い魂がある。観客にそう感じてほしかった。怪物は対照的に、メカむき出しにした。とりたてて能力のない9は外見もさえない。彼は、内なる理想主義だけが武器なんだ」

 これが長編初監督。アカデミー賞候補にもなった卒業制作の短編を膨らませた。ティム・バートン監督らが短編にほれこみ、製作に名乗りを上げ後押ししてくれた。

 「とても幸運だった。長編はスタッフが膨大だから、自分のビジョンをきちんと説明し、信頼して任せることが大事なんだけど、初めはもどかしくて。指示している途中で、相手のマウスを奪って自分でやってしまいたい、と何度思ったことか」(小原篤)

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