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ヒット映画「海猿」、3作目は3Dで

2010年6月10日

 海難救助にあたる潜水士を描いたヒット映画「海猿」のシリーズ3作目「THE LAST MESSAGE 海猿」が、9月に3D(3次元)映像で公開されることになった。製作委員会に加わるフジテレビが発表した。

 「海猿」は同名のマンガが原作。2004年に初めて映画化された。05年には映画の主要俳優をそのまま起用してフジテレビでドラマ化され、06年には映画の2作目がつくられた。

 3作目も通常のカメラで撮影された。だが、3D映画の「アバター」がヒットしたことや、大型台風による暴風雨、炎の中からの救助など、3Dになると見応えが増す場面が劇中に多いことから、急きょ、3D化が決まった。

 撮影はすでに終わっていたが、特別なコンピューターで映像を処理し、3Dに仕上げた。配給元の東宝によると、この作業で製作費は予定の1.5倍にふくらんだという。2Dでも公開されるが、3Dは全国100スクリーン以上で公開される。

 フジテレビの豊田皓社長は記者会見で「(3D映像は)格闘技やゴルフなど動きのあるものは迫力がある。テレビでも研究を進めていく」と話した。(岡田匠、松田史朗)

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