2009年7月28日
米CNNテレビは27日、捜査当局者らの話として、6月に急死した歌手マイケル・ジャクソンさん=当時(50)=の専属心臓内科医コンラッド・マレー氏(51)が、マイケルさんの死の前日に強力な麻酔薬「プロポフォール」を手渡していたことが判明したと伝えた。死因として有力視されているという。
ロサンゼルス市内のマイケルさんの自宅からは死後、プロポフォールや鎮痛剤「デメロール」の容器が大量に押収されていた。報道によれば、マイケルさんは日常的に睡眠薬代わりにプロポフォールを受け取っていた。マレー医師はマイケルさんの死の前日でロンドン公演リハーサルが行われた6月24日にもプロポフォールを渡したという。プロポフォールは無呼吸などの副作用があることが知られている。(時事)