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「カッコよく」だけでなく Superfly

2008年5月23日

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写真Superflyの越智志帆=郭允撮影

 昨年デビューしたロックユニット、Superfly(スーパーフライ)が14日に初アルバムを出した。オリコンなどのヒットチャートでは初登場で1位の好評ぶり。ドラマチックな展開の曲と、ボーカリスト越智志帆の伸びやかでスケール感のある歌声が人気を呼んでいる。(西正之)

 歌声と、力強く前を見据えるジャケットのイメージ。しかし実物は小柄で目のくりっとしたインディアン人形のようないでたちで登場し、「私、しゃべりと歌にもすごいギャップがあって」と笑う。

 愛媛県出身。中学校時代に歌うことが好きになった。「引っ込み思案の性格で、自己表現のために歌っていたんです。でも友人から『志帆の声を聞いていると元気になる』と言われて、目の前の人を喜ばせたいという気持ちが強くなったんです」

 短大時代の04年に他大学に通う多保孝一らとグループを結成。ライブが評判になって06年に上京し、07年4月に作曲とギターを担当する多保とのユニットとしてデビューした。その後、多保が作・編曲など「裏方」に回り、メンバーは越智ひとりに。「Superfly」は米国のソウル歌手、カーティス・メイフィールドの代表曲から取った。「最高にクール」「カッコいい」という意味がある。

 「だからデビューしたばかりの時は、とにかくカッコよくと頑張ってました。私も姉御肌みたいなノリで」

 楽曲やサウンドのベースは60〜70年代のロック。バンドサウンドを重視し、影響を受けたというローリング・ストーンズのキース・リチャーズばりのギターフレーズも特徴的だ。越智自身はあこがれのジャニス・ジョプリンを意識する。いつもライブのことを考え、目の前の観客が大事だという。

 「1人になって不安もあったけれど、今はSuperflyイコール私なんや、と。カッコいいだけでなく、ぶさいくな私も全部出そう、と決めたら、お客さんもリラックスしているのが分かった。今は私もとっても楽です」

 アルバム「Superfly」には、TBS系ドラマの主題歌になった「愛をこめて花束を」など13曲収録。6月末から全国ツアーに出る。

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