ベルリン・ドイツ・オペラの首席オーボエ奏者、渡辺克也が、知られざるオーボエ曲を集めたCD「Impression」を出し、東京などでコンサートを開く。今年42歳でオーケストラ歴20年、ソロ歴10年という節目。「演奏家としての折り返し点」と語る。
ベルリンの教会を自腹で借り、ロマン派以降のお気に入り作ばかりで録音に臨んだ。ニーノ・ロータやアンリ・デュティユーらの曲で、オーボエ独特の歌心と技巧に迫る。
今後はソロに重点を置きたいという。好きな指揮者はクナッパーツブッシュとフルトベングラー。「彫りの深い彼らの音楽を、オーボエ1本で表現したい」
18日午後7時、埼玉・川口総合文化センターリリア。8月6日午後7時、東京文化会館。コンサートイマジン(03・3235・3777)。