味噌蔵でオーボエを演奏する渡辺克也さん=長野県諏訪市の宮坂醸造丸高蔵
醸造中の味噌(みそ)約250トンが眠る蔵に31日、名演奏家のオーボエの調べが流れた。「神州一味噌」などを造る宮坂醸造丸高蔵(長野県諏訪市)の要請に、オーボエ奏者・渡辺克也さん(41)が快諾して実現した。
渡辺さんは91年にドイツに渡り、ベルリン・ドイツ・オペラ歌劇場管弦楽団の首席奏者などを歴任。現地でも納豆を手作りするほどの醸造好きで、「味噌を造る微生物の“胎教”に良いのでは」との発想から企画された。
「おいしくなるのを願ってます」と渡辺さん。日本の食卓に欠かせない伝統の味は、欧州で喝采を浴びる名演奏を聴いてどう変わるのか?