金賞を受賞した奈良県生駒市立生駒中の代表者=18日、東京都杉並区の普門館、阿古慎一郎撮影
金賞を受賞し喜ぶ千葉県松戸市立和名ケ谷中学の代表者=18日、東京都杉並区の普門館、阿古慎一郎撮影
金賞を受賞した三重県鈴鹿市立千代崎中学の代表者=18日、東京都杉並区の普門館、阿古慎一郎撮影
第56回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が18日、東京都杉並区の普門館で始まった。この日は中学の部で、全国から選ばれた29校が出場、10校が金賞に輝いた。
14校が初出場だったが、北陸代表の富山県南砺市立福野中が金賞に輝くなど、いずれも健闘。プログラムも多彩で大半が20世紀の現代作品を採りあげた。難解とされる無調音楽すら、自分たちの時代の音楽としてのびのび呼吸しているさまがうかがえた。
課題曲は個人の技量とアンサンブル力、両方が求められる作品が出そろい、自由曲と併せてどんな世界観を示し、個性をアピールするかが試された。
「トスカ」などのプッチーニ作品を丹念に演奏してきた東海代表の三重県鈴鹿市立千代崎中は、今回「蝶々夫人」に挑戦。主人公の心情に丁寧に寄り添う音楽で金賞を受賞した。中山かほり教諭(44)は「ほとんどが女子部員なので、恋愛がモチーフの作品なら理解しやすいと思った。生徒とイメージを深く共有することが一番大切」と話した。
19日に開かれる高校の部には29団体が出場する。(吉田純子)
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成績は次の通り。
【金賞】小平市立小平六、同市立小平三(以上東京)、札幌市立厚別北、鈴鹿市立千代崎(三重)、柏市立酒井根、松戸市立和名ケ谷(以上千葉)、湯沢市立湯沢南、秋田市立山王(以上秋田)、南砺市立福野(富山)、生駒市立生駒(奈良)
【銀賞】伊丹市立天王寺川(兵庫)、習志野市立五(千葉)、相馬市立向陽(福島)、府中町立府中(広島)、周南市立岐陽(山口)、伊奈学園、飯能市立飯能一(以上埼玉)、日進市立日進(愛知)、出雲市立一(島根)、札幌市立北白石、長野市立柳町
【銅賞】川口市立芝東(埼玉)、徳島市国府、射水市立小杉(富山)、中間市立中間東、宇美町立宇美東(以上福岡)、佐賀市立成章、神戸市立本庄、松山市立南