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反アパルトヘイトの女性歌手、ミリアム・マケバさん死去

2008年11月10日

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写真9日、イタリア・ナポリ近郊でのコンサートで歌うミリアム・マケバさん。公演直後に倒れ、10日に亡くなった=ロイター写真06年11月、スイスのバーゼルで歌うミリアム・マケバさん=AP

 【カイロ=平田篤央】「ママ・アフリカ」の愛称で知られ、歌を通じて世界に反アパルトヘイトを訴えた南アの歌手ミリアム・マケバさんが10日、心臓まひのため、公演先のイタリア・ナポリ郊外の病院で死去した。76歳。

 ヨハネスブルクの黒人居住区で生まれた。1959年に反アパルトヘイトの記録映画に主演したことで南ア政府から市民権を奪われる。その後は欧米やギニアで音楽活動を続け、ハリー・ベラフォンテとの共作で66年にグラミー賞を受賞した。

 87年にポール・サイモンの主催した「グレースランド・ツアー」に参加し、大きな反響を呼んだ。90年にネルソン・マンデラ元南ア大統領が釈放されると、約30年ぶりに帰国を許された。マンデラ氏は「彼女の音楽は、私たちすべてに力強い希望を与えてくれた」と追悼の声明を出した。

 AFP通信によると、マケバさんは前日にナポリ郊外で開かれた、地元のマフィア型犯罪組織撲滅に向けたチャリティーコンサートで約30分間歌った後で倒れたという。

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