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「孤高」ジェフ・ベック クラプトンと共演「ドキドキ」

2009年2月13日

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写真「僕はモデルには絶対なれないな」とジェフ・ベックは笑った=遠崎智宏撮影

 ロック界の3大ギタリストに数えられてきたエリック・クラプトン(63)とジェフ・ベック(64)が21、22の両日、さいたまスーパーアリーナで初のジョイントコンサートを開く。3月には、07年にクラプトンがゲスト出演したベックのライブDVD発売も決定。コンサートを前に、ベックが盟友クラプトンとの共演について語った。

 「僕がいると彼は居心地よくないんじゃないか、と思っていたことがある。だからアプローチもしなかった。だけど時がたった。彼からも声をかけてくれるし、一緒に出来るようになったんだ」

 60年代、ともに英国のロックバンド、ヤードバーズに所属。脱退したクラプトンの後を継いだのが、ベックだ。「彼が演奏したレコードが彼の脱退後に大ヒットした。それを僕が演奏したのだから、微妙なものはあっただろう。でももう関係ないよ」

 雄弁で笑顔が絶えず、マスコミ嫌いと言われる「孤高のギタリスト」の印象はない。

 「彼にはいい曲とギタープレーだけでなく、歌でマス(大衆)に訴えられた。でも、僕はマスにアピールできないんだな」。笑いながら、こんなエピソードを明かした。「以前、車の中で一緒にバディ・ガイを聞いて、彼から『こうやって歌えないとな』と言われ、歌うのは絶対無理だと思ったよ」

 2人の共演は近年、互いのライブへの出演などで何度か実現している。07年冬のロンドンのジャズクラブでのベックのライブにもクラプトンが登場。3月25日に発売予定のDVD「ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」(ソニー)に収録されることになった。ベックの映像は多くなく、演奏中の手元がアップで見られる貴重な作品でもある。

 アプローチしたのはベック。クラプトンが自伝の宣伝イベントをした際に、遊びに行き、休憩の時に共演を持ちかけたのだという。

 「彼も僕も大好きなEP(シングルレコード)があった。それをやらないか、と言ったらOKが出たんだ」。それがマディ・ウォーターズの「リトル・ブラウン・バード」と「ユー・ニード・ラブ」。演奏後、ベックが両手を上げて喜び、満面の笑みで抱き合うシーンが印象的だ。

 21、22日のコンサートは2人の名前を前面に出しての初の本格的共演となる。「みんなの期待通りにはいかないだろう。びっくりするようなこともあるはず。実は僕もドキドキしているんだ」

 21、22日とも午後5時開演。1万〜1万7千円。問い合わせは03・3402・5999(ウドー音楽事務所)。(西正之)

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