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初の「CDショップ大賞」 「本屋大賞」に対抗

2009年5月17日

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写真授賞式には投票した店員らも出席した=西正之撮影

 全国のCDショップの店員が、おすすめの邦楽アルバムを選ぶ「CDショップ大賞」の発表が今年から始まった。CD不況と言われる中、現場から音楽を盛り上げたい――。そんな思いを持つ店員たちが企画した。彼らのイチ押しの作品は?

 そもそもは昨年、有志が店員の交流の場として「全日本CDショップ店員組合」というウェブサイトを始めたこと。クリエーティブディレクター、箭内(やない)道彦さんの協力を得て、ファン向けに既存の音楽メディアとは一線を画す情報発信も目指した。その一つが賞の制定。意識したのは、先行する「本屋大賞」だ。

 「CDショップの方が時代の先を行っていたはず。負けてたまるかという思いでした」。実行委員長で東京・下北沢のmona records店長、行(ゆき)達也さんは12日、東京・渋谷で開かれた授賞式で、そう語った。

 投票資格は、現役の店員ならアルバイトでもOK。対象は昨年1年間に出たオリジナルアルバムで、「もっと売りたい」「ぜひ聞いてほしい」作品であること。昨年11月から今年1月の1次投票には、148人が参加し、まず29の候補作品を選出。2次投票で上位10作品を選定し、12日に発表した。

 「過小評価されている作品が多すぎる」「素晴らしい作品、アーティストとの出会いをもたらす場にしたい」。実行委の当初の思い通り、上位には新鮮な顔ぶれが並んだ。

 大賞は、4人組ポップバンド、相対性理論の「シフォン主義」。80年代風のポップなサウンドとシュールな歌詞、淡々とした女性ボーカルが持ち味のこのバンド、ライブ以外に姿を見せない。ネットや口コミで評判が広がっていた。準大賞には、映画音楽などで活躍する大橋好規のソロプロジェクト、大橋トリオの「THIS IS MUSIC」と、Perfumeの「GAME」が選ばれた。

 相対性理論、大橋トリオは、ともにインディーズ作品。授賞式に出席した大橋は「音楽好きの皆さんに選んでもらえて、してやったり、ガッツポーズです」。(西正之)

    ◇

 大賞、準大賞以外の入賞作は以下の通り。

 宇多田ヒカル「HEART STATION」▽HY「HeartY」▽SAKEROCK「ホニャララ」▽Superfly「Superfly」▽秦基博「ALRIGHT」▽pupa「floating pupa」▽Mr.Children「SUPERMARKET FANTASY」

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