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「演歌ソウル」感じるままに 歌手 フレディー

2009年10月26日

写真フレディー

 関西の健康ランドでのライブが評判を呼び、21日に自作曲「関西空港」でPヴァイン・レコードからデビューした。歌詞は日本語、メロディーは演歌、そしてリズムはR&B。演歌とソウルを足した「エンソル」という新ジャンルを掲げる。

 米アラバマ出身。海軍をへて、東京でプロのギター、ベース奏者として活動。中村雅俊やジャネット・ジャクソン、HYと共演してきた。93年に神戸に移住し、阪神大震災も経験。05年から尼崎の温泉施設「あま湯」に出演し、演歌のカバーと並行して日本語の自作曲を作り始めた。

 ぎこちない歌詞が、かえって胸に迫る。「関西空港」は、妻子とのハワイ旅行に仕事で行けなくなり、空港で見送った経験に基づく。

 「ぼくはこの日を残念ながら待っていた/別れの場所だ/一時的/なのにこの気持ち 圧倒的多数」

 空港での強烈な寂しさに、「これは曲になる!」と、麦焼酎を片手に一気に書き上げた。「寂しさだけでなく、必ず戻るというハッピーなラブソングでもあります」

 同時収録の「ありがとう」は、娘とのデュエット。夫婦が仕事に出ている間、彼女の面倒をみてくれる「ばば」「じじ」への感謝を、泣けるほど美しいメロディーに乗せた。

 「ちょっと恥ずかしい日本語かもしれないけれど、どの詞も感じたまま。僕は愛のために歌う。聴く人も受け入れて楽しんで、一つのビッグファミリーになれればうれしい」(藤崎昭子)

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