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「AAA」桑田佳祐、今年は映画音楽を熱唱

2009年12月3日

 エイズに対する知識を広める活動「AAA(アクト・アゲインスト・エイズ)」の一環で趣向を凝らしたショーを展開してきた桑田佳祐。今年は映画音楽を集めたコンサートを11月30日〜12月2日にパシフィコ横浜で行った。題して「映画音楽寅さん チャラン・ポランスキー監督・脚本・主演『男はしたいよ』」。

 昨年は「ひとり紅白歌合戦」と銘打ってテレビから生まれたヒット曲を網羅した。今年は「サウンド・オブ・ミュージック」を幕開けに、洋画、邦画を彩った約40曲を2時間半にわたって熱唱した。

 ロック、ポップスはもちろん、ジャズや叙情歌「ゴンドラの唄(うた)」まで、桑田色に染めた歌唱は圧巻。ギターの斎藤誠、ベースの井上富雄をはじめ気心の知れたバンドメンバーや、管・弦楽器など約40人に上る演奏者に、メリー・ポピンズに扮して歌った原由子ら、出演陣も厚い。背景で流れる懐かしい映画の名場面や、曲のイメージに合わせたCG映像のきめ細かさに、スタッフの仕事量がしのばれる。

 全曲の歌詞が舞台両脇のスクリーンに表示され、観客も一体となって口ずさんだ。日本の感染状況を随所で紹介し、「こうして音楽を楽しめるのは自分や大切な人の健康あってこそ」とのメッセージを伝えた。

 「来年こそはこのイベントがなくなればと思う。でも皆さんと会えなくなるのは寂しい。そんな複雑なイベントです」と桑田。コンサートの収益金は感染者・患者への支援や、中学・高校に配るパンフレットの作成などにあてられる。(藤崎昭子)

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