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iTunes不当請求100件 被害の全容聴取へ

2010年2月13日

 アップル社の音楽配信サイト「iTunes Store(アイチューンズ・ストア=iTS)」で多発している不当請求被害をめぐり、消費者庁は12日、週明けに同社関係者を呼び、全容を聞き取ることを明らかにした。被害の数は判明しただけで約100件に上っており、利用者へ注意喚起することも検討している

 iTSをめぐっては、利用者がIDとパスワードを何者かに使われ、身に覚えのない代金をクレジット会社から請求される被害が昨年秋ごろから多発している。

 同庁によると、こうした被害はクレジット会社大手5社だけで95件に上り、1件あたりの被害額は十数万円に上る。各地の消費生活センターにも被害の相談が数十件寄せられており、中には40万円を超す事例もあるという。

 一方で、アップル社はこうした状況をiTSのサイトで周知しておらず、何らかの注意喚起をするよう同社に働きかける方針だ。

 ただ、不当請求被害は他の音楽配信サイトでも、数は少ないがあるという。消費者庁は当面の自衛策として、クレジット会社からの請求書に不審な点があれば同社やサイト運営会社に連絡することや、パスワードは大文字、小文字、数字、記号を混ぜるなどして複雑にして、定期的に変更することを求めている。

 iTSは米国で2003年4月、日本では05年8月にサービスが始まった。国内外の音楽ソフトや携帯電話「iPhone」のアプリケーションの購入などができる。(茂木克信)

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