現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 映画・音楽・芸能
  4. 音楽
  5. 記事

「自分の新しい章」目指した 英のジェイミー・カラムが新アルバム

2010年3月1日

写真拡大ジェイミー・カラム=細川卓撮影

 ピアノとボーカルで聞かせる英国ジャズの気鋭、ジェイミー・カラムがアルバム「ザ・パースート」を発表した。ジャズにとどまらず、ジャンルの壁を伸びやかに飛び越えてきた持ち味を存分に発揮している。

 2002年にデビュー。映画「ブリジット・ジョーンズの日記」続編のテーマ曲で注目を集め、ポップな作風もあって世界的な人気を得た。前作から4年かかった新作は「自分にとって新しい章となる作品」を目指してじっくりと制作に取り組んだ。

 アルバムの幕開けは、コール・ポーターのスタンダード曲をカウント・ベイシー・オーケストラと共演。最終曲の「ミュージック・イズ・スルー」は現代的なハウスミュージックを意識した。「自分が受けた音楽的な影響を融合させたかった。今回は初めて、ジャズ寄りでもなくポップス寄りでもない、すべて味わえる作品になった」

 もとはピアノを習っていたが、学校の授業で落第してやめた。その後、ギターを手にして、ロックやヒップホップにもはまった。ピアノロックのベン・フォールズ・ファイブを気に入ってピアノに戻り、鍵盤系のジャズやフュージョンにのめりこんでいった。そうした青春時代を歌にしたのが、新曲「ミックステープ」だ。

 ステージでの奔放な振る舞いもあり、やんちゃなイメージが強い。だが、30歳となり、結婚もした。「ラブ・エイント・ゴナ・レット・ユー・ダウン」は永遠の愛がテーマだ。「愛する人の期待にこたえられる男になりたいという思いを込めた。パーソナル過ぎるので収録するか迷ったんだけど」。少年のような表情でそう照れ笑いした。

 4月には来日公演がある。東京は7日がJCBホール、8日はゼップ東京。問い合わせは電話03・3444・6751(スマッシュ)。(宮本茂頼)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内