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ネット発16歳新星 米で人気のジャスティン・ビーバー

2010年5月2日

 カナダ出身の16歳のシンガー・ソングライター、ジャスティン・ビーバーが米国で大人気だ。3月に全米発売されたアルバム「My World 2.0」は米ビルボードチャートで初登場1位。未成年の男性ソロとしては1963年のスティービー・ワンダー(当時13歳)以来の快挙だ。ネット時代のシンデレラボーイに、耳ざとい日本の少女たちも熱い視線を注いでいる。

 21日に、東京・渋谷での顔見せライブを見た。ベースボールキャップにスニーカーといった気さくな服装で約千人の観客の前に現れた童顔のビーバーは、声も身長も成長途上の「隣に住んでる男の子」といった印象。だが、押しの強い歌声はジャクソン5時代のマイケルともちょっと重なる。独学で覚えたというギター演奏やこなれたファンサービスがスター性を感じさせた一夜だった。

 成功物語はユーチューブから始まった。R&Bのアッシャーやクリス・ブラウンをカバーした映像をユーチューブに投稿したところ、他の歌手の映像を探していた米レーベルの重役がたまたまクリック。ビーバーの歌を気に入った重役は、ネットで彼が路上ライブをしていた場所などを突き止め、ビーバー側と連絡をとったという。

 2008年10月に米大手のアイランド・レコードと契約。デビューアルバムは100万枚以上売れたが、セールス以上に話題に上るのがツイッターの反響だ。まめなつぶやきを世界の210万人以上が見守っている。来日中も「私は愛し、感謝する」と日本語をまじえてつぶやき、ファンを喜ばせた。

 日本デビュー盤「マイ・ワールズ」は予定を2カ月前倒しし、5月19日に発売される。ヒット曲「ベイビー feat.リュダクリス」のユーチューブ動画は、再生回数が1億回を突破した。ビーバーファンの3歳がぐずる投稿映像まで700万再生を超えるという盛り上がりは、日本にも波及するのだろうか。(藤崎昭子)

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