大評判となっていたMY BLOODY VALENTINE(MBV)のリユニオン・ツアーが、10/2の晩にカリフォルニア州サンタモニカで幕を閉じた。この北米ツアーはニューヨークからロサンゼルスまで全7回敢行され、サンタモニカでの最終日は約26,000人もの観客を動員。この北米ツアーでは、トータル100万ドルのグロス収益を上げた。
またこの7回公演以外にも、9/19の週末にニューヨーク州北部のリゾート地で行われたALL TOMORROW'S PARTIES FESTIVALでの演奏を見ようと3,000人のファンが詰めかけた。ちなみに同フェスは今回の大盛況によって、すでに2009年度版のチケットが発売されているとのことだ。
MBVは、1992年のツアーを最後に事実上活動停止状態に陥っていた。しかし周囲には彼らの復活を望んで力を注ぐ人間も多く、バンドのブッキング・エージェントだったMONTEREY PENINSULA ARTISTSのFRANK RILEYはその最たる人物だった。彼は2001年のHIGH ROAD TOURINGを始め、MBVを復活させようと3年にも渡ってフェスの参加バンドに彼らを加える努力を続け、フロントマンKEVIN SHIELDSからの前向きな返答を待ちわびた。しかしCOACHELA FESTIVALでのヘッドライナーのオファーも来る中、SHIELDSはリユニオンの実現にまるで興味を示さなかったという。
しかし今から1年半前、RILEYのもとへSHIELDSから電話が突然かかってきて、「ツアーをやってみようと思う」との話があったという。そして不思議なことにこの展開に驚きを感じなかったというRILEYのもとには、2008年度のフェスでMBVをフィーチャーしたいという大きなオファーが届き、バンドの正式なリユニオンを実現する財政的なメドも立ったのだという。
こうして6月にイギリスでスタートしたALL TOMORROW'S PARTIES FESTIVALで久々の復活を遂げた彼らは、9月にニューヨーク州で行われた同フェスでヘッドライナーを務め、さらには7公演に及ぶ北米ツアーを敢行する運びとなった。
機材を始め演奏パワーやボリュームなど、ステージ周りには特別に気をつかうバンドだけに、会場選びにはかなり苦労したと語るRILEY。しかしその努力の甲斐もあってツアーはかつての勢いを凌ぐ大盛況のもとに終わり、MBVの新たな可能性が見えてきた。