俳優のジェイミー・フォックスが16日にリリースするニュー・アルバム『INTUITION』は、全米1位を獲得してダブル・プラチナに輝いた05年の前作『UNPREDICTABLE』よりもハードでアップテンポな内容になるようだ。
「前作はスローなベッドルーム向きの作品で、それはそれですごく気に入ってた。でもステージでバラードを歌っていると、時々もっと観客をひきつけるノリのいいハードな曲を歌いたくなることもある。だから今度のアルバムでは、クラブ向きでインターナショナル・ヒットになるようなアップテンポの作品を集めた。曲を聴いたリスナーがクレイジーになるようなアルバムだよ」とフォックス。
この2年間、彼が制作に力を注いできたこのアルバムには、グラミー賞の常連ともいえる名だたるゲストやプロデューサーたちが参加している点にも注目される。カニエ・ウェスト、NE−YO、ファボラス、ティンバランドを始め、第1弾シングル「ジャスト・ライク・ミー」にはT.I.が、そして現在クラブで人気上昇中の曲「ナンバー・ワン」にはリル・ウェインが、さらに「ブレイム・イット」にはT−ペインが参加しているという豪華さだ。
奨学金を得て大学でピアノを専攻した経歴を持つフォックスは、「オレと音楽の仕事をしたいと思ってくれる人間が、だんだん増えているように思う。以前は『どうせ役者が片手間に音楽をやっているだけだ』という先入観が邪魔をして、真剣に耳を傾けてもらうことが難しかったし、その障壁を打ち砕くのにずいぶんと苦労した。でも実際に作品を聴いて俺の音楽を知ってもらった今は、環境がかなり変わった。だから次のアルバムの時は、もっといろいろな大物ゲストに参加してもらえると思うよ」とコメントしている。
フォックスはこのあと、ジェリー・バトラー共演の映画『LAW ABIDING CITIZEN』の10週間に及ぶロケが終了したのち、春から『INTUITION』のためのツアーを行うことも決めており、3月にはホームレスでチェロの巨匠となったNATHANIEL AYERSの生涯を描いた実話映画『THE SOLOIST』が全米公開される。
ツアーに関しては、「最高にエネルギッシュなステージを実現したいと思ってる。おそらくツアーはNE−YOと一緒に行う予定で、前回の時とは観客層にも違いが出ると思うよ。とにかくエネルギーに満ち溢れた最高のショーにするつもりさ」と意気込みを語っている。