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福山雅治さんは長崎観光の切り札――「大河」効果も期待

2009年3月10日

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写真拡大写真展開幕を前に会場で、故郷・長崎への思いを語る福山雅治さん。後ろの写真は、福山さんが撮影した長崎市の軍艦島=08年4月、長崎県美術館

 観光の切り札は福山雅治さん――。長崎県と長崎市が地元出身の人気歌手に期待を募らせている。市内で昨年開かれた写真展は県外からも客を集め、経済効果は11億円以上に。来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の主役にも決定。龍馬ゆかりの長崎もロケ誘致に名乗りを上げており、不況下の追い風を当て込んでいる。

 写真展は昨年4〜6月、長崎市で開かれた。福山さんの実家や母校にもファンが大勢訪れ、行きつけのラーメン屋に女性客の行列ができた。千葉県の女性は「長崎は福山さんの出身地で、観光スポットも多いので来た」。長崎展の来場者は延べ約7万人。東京の約4万2千人、鳥取の約2万6千人を大きく上回った。

 シンクタンク・ながさき地域政策研究所は、写真展の経済波及効果を11億円余りと試算している。内訳は宿泊費や飲食費などの直接効果が約6億8千万円、需要増にともなう1次波及効果が約2億6千万円、所得が増えることで消費需要が増す2次波及効果が約1億9千万円。担当者は「福山さんの出身地」という要素と、長崎の歴史や文化の魅力が相乗効果となり、潜在的需要を掘り起こしたと分析する。

 「本人が普段は会場にいない写真展でこれだけの経済効果がある。本人が参加するロケとなれば、もっと多くの効果が見込まれる」と、県観光振興推進本部は期待する。さっそく県庁舎に大河ドラマ主演決定を祝う垂れ幕を掲げた。

 長崎市は一足早く、昨年4月に田上富久市長自らが、福山さんに「ふるさと大使」就任を依頼し、快諾を得た。県とともに推進協議会をつくり、福山さんの人気にあやかりたい考えだ。(貞国聖子)

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