現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 映画・音楽・芸能
  4. 芸能一般
  5. 記事

相撲も歌も生が一番 観戦好きのV6三宅さんに聞く

2009年11月14日

 観客の年齢層が比較的高い大相撲。若い世代には、あまり身近な存在でなくなってきているようだ。そんな中、新世代の好角家は相撲をどのように見て、感じているのか。人気男性アイドルグループ「V6」のメンバー、三宅健さん(30)は、10代から観戦を続けているファンの一人。九州場所(15日初日、福岡国際センター)を前に、相撲の魅力や集客のアイデアなどを聞いた。

 ――いつから国技館に足を運ぶようになったのですか

 17、18歳ぐらいからです。所ジョージさんに藤島親方(元大関武双山)を紹介していただいて見に行くようになりました。

 ――相撲に興味を持ったきっかけは

 ファミコン(家庭用テレビゲーム機)かな。「つっぱり大相撲」というソフトがあって、好きで結構やってたんですよ。若貴の世代ですから、一番盛り上がっていた時期も知っている。

 ――相撲の魅力は

 武双(山)関の正々堂々真っ向勝負という姿勢が大好きでした。潔くてかっこいいなあ、と。力士はいいときもあれば、悪いときもあるのが見ていて面白いと思います。

 ――テレビと国技館で観戦するのは違いますか

 生で見る相撲は全く違う。頭と頭がぶつかるゴチンという音はテレビでも聞こえますけれど、目の前だと違う気がしますね。お客さんの盛り上がりも肌で感じられる。テレビだと、そこはあまり伝わってこないのかな。コンサートもそうですけど、温度だとか空気感だとか、生でしか分からないものもある。

 ――どこに注目していますか

 僕は表情を見ますね。土俵に入ってくるときに、どんな表情をするのか。オラッて気合の入っている力士もいれば、最初から自信のなさそうな人もいる。気迫とか気合を感じる力士は横綱になれる人だし、気で負けている人はいい相撲が取れないと思う。

 ――同じ事務所のタレントと相撲について話すことは

 ないですね。相撲仲間は同世代じゃないですよ。年配の方々からいろんなことを教えていただいている。

 ――若い世代は、どうしたら相撲に足を運ぶでしょうか

 今はネット社会でなんでも情報が手に入る。みんな興味があることがたくさんあるので難しいですよね。でも、昔ロックを聴いていた若者たちが(年を重ねて)演歌の良さも分かるようになるのと同じで、今の若者も、やっぱり国技、相撲に行き着くのでは。

 ――集客のアイデアは

 けいこをみる機会があったら違うかも。ちゃんこツアーはどうですか。けいこを見させていただいて、その部屋のちゃんこを食べる。朝げいこを見に行った中で、応援したい力士が見つかるかもしれないし。何事もそうだと思うんですけど、きっかけってすごい大切だと思います。

 ――外国人力士が増えていますが

 いいと思いますよ。国技だからといって、日本の中だけにとらわれてやっていたら、やっぱり相撲が広がっていかないでしょうし。正直、今は外国人力士が牽引(けん・いん)している。朝青龍はいろいろたたかれていますけど、ヒール役の人がいるからこそ成り立っている部分もあると思う。朝青龍がいて、白鵬がいて、同じモンゴル人なんですけど、イメージ的には悪魔と天使みたい。そういう図式が見ている側として面白いのかもしれない。

 ――期待する力士は

 今は稀勢の里を応援していますね。負けん気の強さが出ているのがいいですよね。

 ――やはり強い日本人力士が出てくると盛り上がりますか

 それはあると思いますよ。どうしたって。どの競技でも、やっぱりスーパースターが出てくると盛り上がるんじゃないですか。

    ◇

 みやけ・けん 79年生まれ、神奈川県出身。ジャニーズ事務所所属。V6の一員として95年にデビューした。現在、アジアコンサートツアー中。テレビではレギュラー2番組、ラジオではbayfm(千葉)で、自身の冠番組「三宅健のラヂオ」を持つ。

(構成・吉田純哉)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内