万引や出張費用の精算漏れで懲戒処分になり06年に依願退職したNHKの元富山放送局長と元山口放送局長が、それぞれNHKの専門モニターになったり、関連団体などに再就職していたことが15日、分かった。
NHKによると、元富山放送局長は06年10月、ボールペンなどを万引したとして退職。翌年11月から考査室の専門モニターになり、毎月リポートを提出。元山口放送局長は06年6月、経費の精算を怠っていたとして退職。翌年10月から関連団体「NHKサービスセンター」の契約職員として勤務。
また、セクハラで昨年解任された元NHK熊本放送局長も、放送総局付となって今年6月に定年退職し、子会社「NHK情報ネットワーク」に再就職した。
NHK広報局は、元富山放送局長について「依願退職して責任を取り、報道で社会的制裁も受けた。知識と見識を発揮してほしいと思い契約した」と説明。元山口、熊本放送局長は「サービスセンターやNHK情報ネットワークの判断で採用した」としている。