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柳家花緑が落語家の手の内さらけ出す!

2008年11月13日

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 柳家花緑(37)がこのほど、落語家としての手の内を包み隠さずさらけ出した本「落語家はなぜ噺を忘れないのか」(角川SSC新書)を出版した。芸歴22年の花緑の持ちネタは145。すぐ高座にかけられる=「明烏」など24本、2〜5回さらってかけられる=「天災」など72本、高座にかけたことはあるものの作り直す必要がある=「道具屋」など49本の3つに分類できるという。

 「なぜ噺を忘れないのか」ではノートに書き起こして台本を作って覚えること、「どうやって噺を面白くしているのか」では柳家小三治ら先輩に教えを受けながらの創意工夫を公開している。「僕はさらけ出すのが好き。『野暮(やぼ)だね〜』という人もいるだろうけれど、すべてを包み隠さず手の内を明かす本があってもいいと思ったし、これは僕自身のドキュメント。落語ファンだけでなく、落語を知らない人にも読んでもらい興味を持ってほしい」。

 祖父5代目柳家小さん直伝の「笠碁」を自らの形に変えるまでの過程まで明かし、さらにはスーツ姿で新作落語を演じる可能性にまで言及した。「具体的に分かりやすくを心掛けた。ここまで書いていいのかと思った部分もあるけれど、それよりも書くことが大事で、お客さんに近づきたかった。落語家人生の分岐点になる本です」と話した。

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