覚せい剤取締法違反罪の執行猶予が明け、女優活動を再開した酒井法子(41)だが、今後は厳しい現実が待ち受けている。復帰作となる主演舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」(来月15日開幕、東京・渋谷の文化総合センター大和田さくらホール)の前売り券は今月中旬に発売。関係者によると、初日と千秋楽(24日)は完売したものの、それ以外の公演は5割前後の売れ行きだという。
関係者によると、主催者側は、主演女優の酒井が執行猶予期間中で大々的なPR活動を行えなかったことが主な原因と分析。「心配はしていない」と話している。稽古の状況次第だが、今後は酒井の舞台稽古風景をメディアに披露するなど、積極的にPRしていく意向だ。
酒井は舞台後の仕事について「まだ決めていません」と話した。新たな所属事務所社長、広瀬洋二郎氏は「映画、歌など仕事のオファーはいくつか届いている」と明かした。しかし、イメージ重視のCM、ドラマなどはスポンサーの意向が強く、薬物のイメージが完全に払拭(ふっしょく)されてからでないと起用されないのが現実だ。酒井の場合も同様とみられる。
会見では、覚せい剤を断つことができた経験を伝える活動を行うことについても「私自身、できることがあれば、役に立てることがあれば参加したいと思います」と前向きに話した。女優業のかたわら、薬物撲滅に関連する講演会を行う可能性もありそうだ。
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