鎌田正平撮影
ド派手なピンクのドレスに身を包み、米国の人気歌手ビヨンセの歌を「口(くち)パク」で熱唱。ぽっちゃり体形でオーバーな振り付けをする様子が笑いを誘い、今やバラエティー番組で「和製ビヨンセ」の異名をとる。「ここまでフィーチャーされるとは思わなかった。戸惑いもあるけれど、うれしいですね」
子どものころから「めちゃ2イケてるッ!」「ダウンタウンのごっつええ感じ」などのテレビ番組を見て、「いつか自分もコントをやりたい」と夢見た。学校では、授業が終わると先生の声やしぐさをマネして同級生の笑いをとった。
看板芸を始めて、まだ1年ほどしかたっていない。昨春、吉本総合芸能学院を卒業した直後のライブで、出演者が1人ずつ一発芸をすることになり、思いついたのが映画「ドリームガールズ」に出ていたビヨンセ。映画を思い出しながら振り付けをまねたらウケた。「顔で印象づけるのがポイント。見る人の目をくぎ付けにしようという気分で踊るんです」
「笑っていいとも!」にレギュラー出演するようになり、幅広い世代に人気が広がりつつある。しかし、これから本当にやりたいのは「面白いキャラクターに入り込める」コントだ。
「自分の芸の完成度はまだ高くない。これから高まっていくのを見てほしい」
外見とは裏腹に、地に足がついた人柄と感じた。(村瀬信也)