宝塚雪組「雪景色」
日本物の人情喜劇を3話のオムニバス形式で描いた「雪景色」が19日、宝塚バウホールで始まった。第1幕は上方落語「小間物屋小四郎」をベースに落語「幽霊の辻」の要素も入れた喜劇「愛ふたつ」、第2幕は自己犠牲を描いた人情劇「花かんざし」、第3幕は平家の落人兄弟の苦悩を描いた舞踊劇「夢のなごり」。1回の公演で1人が3役を演じ、役替わりも含めると2日で6役を演じなければいけないこの舞台。数分間も続くような長セリフもあり、難行苦行ともいうべきこの舞台を、雪組の若手がどこまで演じられるか。
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