【染田屋竜太】大阪市は30日、凍結していた文楽協会への今年度分補助金3900万円を執行すると決めた。橋下徹市長が支出の条件とした補助金の見直し方針を、協会が受け入れた。橋下氏は報道陣に「(協会側の回答に)それでいいですよ、ということで執行を判断した」と述べた。
橋下氏は8月、協会側が補助金をめぐる公開討論会開催に応じなかったため、補助金を凍結する意向を表明。10月に実現した討論会では、来年度以降の補助金は若手養成のためなど使途を明確にし、一部は集客実績に連動するよう提案した。協会は今月26日付で「技芸員(演者)の協力を得て、補助金見直しに取り組む」と文書で回答した。