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橋本治さんと探る女流義太夫の魅力 10日に楽しむ会

2009年7月2日

写真作家の橋本治さん

 文楽とは異なる女流義太夫の魅力を広く紹介しようと、作家の橋本治さんが案内を務める公演「橋本治と共に女流義太夫を楽しむ会」が10日午後6時半から東京・上野の奏楽堂(旧東京音楽学校奏楽堂)で開かれる。三味線の鶴澤寛也の「はなやぐらの会」が主催。

 文楽は語りも三味線も人形遣いもすべて男性だが、女流義太夫は人形抜きの素浄瑠璃の形が普通だ。今回の演目は源平合戦に題材を取った「ひらかな盛衰記」神崎揚屋の段で、夫の梶原源太景季に尽くす梅ケ枝をはじめ、人々の心のあやが聴きどころだ。

 「教養主義よりも楽しさを教えてくれるのが橋本さん流。男性がつくって男性が演じた『女』を女性が演じることで、意外な面が浮かび上がる」と鶴澤。浄瑠璃は人間国宝の竹本駒之助、三味線はほかに鶴澤津賀寿。4千円。電話03・3541・5471(義太夫協会)。(大上朝美)

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