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八代目桂文楽、至芸のDVD8枚 3月発売

2009年1月30日

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 八代目桂文楽(1892〜1971)のDVD「落語研究会 八代目桂文楽 全集」が3月27日に発売される。CDでは伝わらない微妙な表情が味わえる映像だ。TBSの「落語研究会」で演じた17席を中心に計19演目25席を8枚に収める。さらに吉田茂元首相との対談や踊り、インタビューなどの映像を加えた。発売はTBSと竹書房。3万1920円。

 文楽は、持ちネタは30ほどと少なかったが、いずれも磨き上げられた至芸とたたえられ、後の落語家の手本となった。これまでいくつかの演目がビデオカセットで出たことはあるが、網羅的に収録されたDVDは初めて。文楽の十八番で他の落語家が演じるのを遠慮したといわれる「明烏(あけがらす)」は時期を変えて三つの高座が収録されている。晩年の5演目以外はモノクロ映像だ。

 TBSのプロデューサーとしてこれらの映像の大半を手がけた落語評論家の川戸貞吉さんは「久々に見直して驚きました。文楽は芸の至上主義者などではなく、お客をいい気持ちにさせることに命を賭けた、寄席芸人のお手本のような人だったと再発見しました」という。(篠崎弘)

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