インタビュー
2009年6月30日
インタビューに答える安蘭けいさん=撮影・岩村美佳
2009年4月26日、多くのファンに惜しまれながら、19年間のタカラヅカ生活に別れを告げた元・宝塚星組トップスター安蘭けい。今は、退団後の初舞台「アイーダ」の稽古を前に、「タカラヅカ時代にはできなかった『普通の生活』を楽しむ毎日」だという。宝塚の男役から女優へ、新たなステージの入り口に立った安蘭けいに、思いのたけを語ってもらった。
8月29日より東京国際フォーラムで、9月18日より梅田芸術劇場にて上演予定の「アイーダ」は、宝塚歌劇団で2003年に上演され、大好評を博した「王家に捧ぐ歌」のリメイク版で、脚本・演出も「王家に捧ぐ歌」の木村信司が手がける。ただし、ラダメスが主人公だった「王家に捧ぐ歌」と異なり、今回は安蘭演じるアイーダが主人公となるため、安蘭は「タカラヅカ版以上に『男と女の愛』をもっと深く描いた作品になると思います。そこはどんな風になるのか、私も楽しみです」と言う。
アイーダ役はタカラヅカ時代、安蘭自身の役者としての転機となった思い出深い役だ。「男性を相手にお芝居をするのが初めてなので、自分がどういう風になるのかが、まだ想像がつかないんですよ」と安蘭。そんな、「変わりゆく安蘭けい」も、今回の大きな見どころになりそうだ。
中学生のころからの憧れだったというホリプロに所属して新たなスタートを切った安蘭。「せっかくホリプロに入らせていただいたのだから、昔から大好きだった蜷川幸雄さんが演出する舞台にも出てみたいし、市村正親さん、鹿賀丈史さんとの共演もしてみたい」と、夢は膨らむ。また、舞台だけでなく映画など、いろいろなことに挑戦してみたいし、定評のある歌についても、シャンソンやミュージカルの名曲など、歌ってみたい曲がたくさんあると、大きな瞳をさらに輝かせた。
そんな「女優・安蘭けい」の「夢」は、「この人にしかできない」何かがある女優になること。「まずは自然体で取り組みたい。それで必要なものは取り入れて、必要ないものはそぎ落としていきながら、新しい安蘭けいというものを創っていければと思っています。そして、いろいろな人に認められ、必要とされ、思い出してもらえる女優になりたい」と、新たなステージに向けての意気込みを示した。
(撮影協力:レストラン「PER REGALO」)
ベルばらKidsや韓国芸能ニュースなど情報満載のアサヒ・コム プレミアム・ベーシックパック(月額525円)では、今回のインタビュー全文を「安蘭けい 第二章」として掲載しました。
◆The Musical「AIDA アイーダ」(宝塚歌劇「王家に捧ぐ歌」より)
《東京公演》2009年8月29日(土)〜9月13日(日)、東京国際フォーラム・ホールC
《大阪公演》2009年9月18日(金)〜10月4日(日)、梅田芸術劇場・メインホール
出演:安蘭けい/伊礼彼方、ANZA/光枝明彦、沢木順、宮川浩、林アキラ/ほか
脚本・演出:木村信司(宝塚歌劇団)
作曲・編曲・音楽監督:甲斐正人
⇒詳しくは、The Musical「AIDA アイーダ」公式サイトへ